ジャケットの1番下のボタンは留める?留めない?

こんにちは。

イルビレッタのTANAKAです。

今回はジャケットの1番下のボタンのお話。
この1番下のボタンですが、皆さんは留める派?留めない派?
結論から言うと「留めないでください…笑」
大半の方は1番下のボタンは留めてないんですが、
たまーに留めている方を見かけます。

男性の場合、ジャケットやベストの「一番下」のボタンは
留めないというマナーがあります。
2つボタンであろうが3つボタンであろうが、
一番下のボタンは留めないでください!

留めてはいけない理由として「シルエットが崩れる」。

  

ご覧のように1番下のボタンを留めてしまうと、
しわが寄ってしまいます。
せっかくの綺麗なラインが台無しです…

そもそも一番下のボタンは留めないのが前提なので、
上のボタンより外側に付けられています。
そもそも1番下のボタンは飾りなんです。

じゃあなぜ留めない1番下のボタンはついてるのか!?


1920年代頃までのスーツは一番下のボタンを閉じて着用することは普通だったのです。
というのも現代のスーツと当時のスーツはフロントボタンの位置が違います。
当時はフロントボタン位置が全体に高く、一番下のボタンを留めても窮屈にならなかったので、
一番下のボタンを留めても問題が無いデザインでした。
その後、スーツのフロント釦の位置が低くなってきます。
ボタンを留めたまま座ったりすると窮屈で動きにくいため、
ボタンを外すことが多くなり一番下のボタンは留めなくなりました。
しかしデザインは残って今に至ったようです。

今日の豆知識はいかがだったでしょうか。
1番下のボタンを留めないのは知っているけど、
なぜ留めないのかを知っている方は少ないのではないでしょうか。
是非、合コンでこのネタお使いください。笑

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