シャツ袖(マニカカミーチャ)とは?

こんにちは。

ILVILLETTAのGENです。

昨日今日とかなり気温も上がってきてもう完全にコートがいらない季節になりましたね。

最近はつくね串ではなく、うどんにハマっているGENですが、だいぶ暖かくなってきたので温かいうどんから冷たいうどんへとシフトしてきているところであります(笑)

皆さんもいろんなものが春仕様へとシフトしていっていることでしょう。

さて、本日はスーツの仕様についてのお話です。

GENが作ったスーツもやっている仕様でシャツ袖(マニカカミーチャ)について書こうと思います。

通常のジャケットの袖付けの部分は肩パッドが入っていて、タレ綿という副資材が入っているのですが、この副資材が入ることによってジャケットが構築的なシルエットに形成されるのです。

要はかっちりとしたイメージのジャケットに仕上がるのです。

この副資材の量によってかっちりとした雰囲気の度合いが変わってきます。

ではシャツ袖(マニカカミーチャ)とはどういうものなのか?

マニカカミーチャとはナポリの職人たちが生み出した、ナポリ特有の仕立て方だと言われています。

マニカは袖という意味で、カミーチャはシャツという意味です。シャツと同じように仕立てられることからそのように呼ばれています。肩パッドやタレ綿などの副資材は省き、肩にギャザーを寄せて袖付けをしていきます。ギャザーを寄せることから雨降り袖とも言われています。シャツ袖にすることによって体の動きに対する肩回りの可動域が広がり、着心地が格段に増すと言われています。副資材を極力省いているため、軽くて柔らかい仕上がりになるのです。

印象としては少しカジュアルなものになるのでスーツよりはジャケットに用いた方がいいとは思いますが、近年ではビジネスシーンでも用いられていたりするのでドレスコードが固くない職場であればスーツでもシャツ袖仕様にしてもいいかと思います。

スーツは肩で着ると言われるくらいですから、肩回りの仕立ての違いで印象は大きく変わります。

スーツ、ジャケットで柔らかい印象にしたいとお考えの方は一度シャツ袖仕様にしてみてはいかがでしょう?

きっと今までとは違う着心地に驚くと思いますよ。

是非お試しあれ!

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