オーダースーツの種類について。

Ciao!

ILVILLETTAのGENです。

挨拶を調子に乗って軽いイタリア語にしてみました(笑)

調子に乗った原因は…これです↓

「王様の仕立て屋」という漫画にハマりだしました。

日本人の仕立て職人がイタリアを舞台に活躍する漫画なのですが、もっと早く存在に気付くべきだったと思うほど面白いです。

ストーリーが面白いだけでなく、GENにとってためになる知識も満載なのです。

現在シリーズ4部まで出ていて、果てしなく長いのですが、少しずつゲットしていこうと思います。

そんな本日はオーダーの種類について簡単に書こうかと思います。

現在日本にはたくさんのオーダースーツ屋さんがあり、お店によって特徴が分かれていますが、大きくざっくりと分けると2種類に分けられると思います。(あくまでGEN的解釈ですが。)

フルオーダー、パターンオーダー

この2つに分けられると思います。

まずフルオーダーとはどういうものなのか?

名前の通り、すべてがオーダーなのです。

サイズはもちろんのこと、デザインも全て自由に決めることができるのです。

まず、全身を採寸してお客様専用の型紙と呼ばれる形を作ります。

そこからある程度の仕上げた形にして再度お客様にご来店いただき、再度フィッティングをしてサイズの調整を行います。これが仮縫いと呼ばれるものになります。

写真のように合わせていくのです。

その後、仮縫い時に調整した箇所を考慮してスーツを完成させるのです。

サイズやデザインなど全て自分のしたいようにできるのでそこは非常にメリットがあると思います。

しかし、その分デメリットもあるのです。

まず、納期に時間がかかる。採寸してから仮縫いまでに約1か月半くらい、その後完成までさらに1か月半くらいと採寸から手元に来るまでに約3ヶ月ほどかかったりします。(もっとかかる場合もあるようです)

また既製品と違って完成されていないので仕上がりのイメージがしにくいということもあります。

あとは何といっても金額が高い。お店によって異なりますが約20万円くらいからと簡単に作れるような金額ではありません。

ではパターンオーダーとはどういうものなのか?

現在日本にある多くのオーダーのお店はパターンオーダーのお店です。

フルオーダーとは違い、お客様専用の型紙があるわけではなくお店が持っている型紙(ゲージ服や見本服)を使って採寸をしていくのです。

パターンオーダーの場合、お店によって異なりますが、調整できる個所とできない箇所がでてきます。

また、お店によって持っている型紙が違うので、このお店の形は合うけど違うお店の型紙は合わないといったことも出てきます。

しかし既製品比べると格段にサイズはフィットしますし、ボタンや裏地を色々選べるので既製品より自由度はかなり高いです。

納期もフルオーダーに比べて格段に早く、平均して約1か月くらいで手元に届きます。

価格もお店によって異なりますが大体3~6万円くらいからオーダーできるのも魅力的です。

スタートの価格が低いと調整箇所が少なく、少し価格があがると調整箇所が多くなるというのがGENの印象です。

フルオーダーにはフルオーダーの良さがあり、パターンオーダーにはパターンオーダーの良さがあるのでどっちの方がいいというのはありませんが、GEN個人の考えではパターンオーダーの方がコストや納期の面でオーダーしやすいと思うのです。

ただ死ぬまでに一度はフルオーダースーツを作ってみたいと密かに思っているのです(笑)

今回はかなりざっくりと書きましたが、またいつかはパターンオーダーについてもっと深く書いてみようかなと思います。

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